「まるえもん」と「かきえもん」の見分け方を厚岸の牡蠣漁師・中嶋さんに学ぶ。
2017/11/16
先週、道東に旅をしてきました。そして、有りがたいことに、多くの収穫と宿題をいただいて参りました(笑)
今回の旅では、本当にたくさんの方々から親身にしていただき、多大なるご協力を得て、素晴らしい生産者の方々にお会いすることができました。
そのうちの一人が厚岸町の牡蠣漁師・カキキンの中嶋さんです。
厚岸の牡蠣は大きく「まるえもん」と「カキえもん」に分けられます。
シェアは「まるえもん」が圧倒的に大きく、厚岸産とだけ書かれている牡蠣は99%「まるえもん」でしょう。
なぜなら、「カキえもん」は育成に手間がかかる分、費用対効果が悪く生産量が少ないのです。
ですが、そこはさすがの中嶋さん。
純厚岸産の「カキえもん」にこだわり、作り続けています。
そして、生食へのこだわりも強く、そんな中嶋さん曰く、一口サイズのSサイズがオススメとのこと。
試食をいただくと、確かに!!
牡蠣全体が口の中に一度に入って来るほうが旨い!!
中嶋さんは、日本でも有数の牡蠣漁師の一人。
そんな中嶋さんに「まるえもん」と「カキえもん」の違いの見分け方を教えていただきました。
もちろん、食べないで、しかも開かずにです!
ちょっと見難いですが、わかりますか?ヒントは稚貝の付着にあります。
「まるえもん」はホタテ貝殻に数十個の稚貝が付着した状態で宮城から購入され、数珠つなぎ状態で育成されます。
それに対し、「カキえもん」は、細かく砕いた牡蠣の殻の一粒一粒に稚貝が一つだけ付着した状態で、一つ一つバラバラに育成されます。
ですから、「カキえもん」には「まるえもん」のように、ホタテ貝殻に付着していた跡がありません。
貝の尻尾?がきれいに渦巻くようにとがっている方(左側)が「カキえもん」
そうではなく、平らな部分があったり、デコボコしていたりする方(右側)が「まるえもん」
と見分けられるわけですね^^
いやー、大変勉強になりましたー!
帰りにSサイズの生牡蠣を大量購入させていただきました。その後、生牡蠣を自宅で食べまくりの3日間・・・
そして何といま、禁断症状が出て、とても苦しい状況です・・・一刻も早くまた喰いたい!
禁断症状が出るほどに旨い、厚岸「カキキン」中嶋さんの牡蠣「カキえもん」恐るべし!!
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