中国人の爆買いには秘密があった。
2015年、流行語大賞になった「爆買い」。実はこの爆買いには秘密があったという。
観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、平成27年の訪日外国人旅行消費額は3兆4,700億円(前年比71.5%増)、旅行者数が1,974万人(前年比47.1%増)なので、一人当たりの支出額は176,000円(前年比16.5%増)になる。
ちなみに爆買いの主役、中国人の一人当たりの平均金額は平均280,000円(前年比22.5%増)だそう。
旅行者数も約500万人(前年比107.3%増)と倍増しており、中国人全体の消費額は前年比153,9%増と2.5倍・・・とんでもない成長率になっている。
旅行支出でみると、買い物が中国で一人平均161,900円、ベトナム・香港で70,000円台と次いで高く、宿泊料金は英国が97,000円でトップ、飲食費はオーストラリアで53,000円となる。これは旅行目的の差で、中国人を含むアジア人が買い物を目的にしていることがよくわかる。
さて、話を爆買いに戻すと、
中国には、もともと「買い溜め」をする習慣と旅先の「お土産」を大事にする習慣があるらしい。
買い物目的の中国人の多くはドラッグストアで購入する商品をあらかじめ決めてきている。何をどれだけ「買い溜め」し、誰にどれだけ「お土産」として買うのか。
そしてその商品というのが、2014年に中国版LINEと呼ばれるSNS「微信」を通じて≪日本に行ったら買わねばならない12の医薬品≫として中国全土に広まった商品リスト「神薬」と呼ばれるものだそう。
簡単に言うとSNSを通じて広がったクチコミに影響されているということなのである。
実はこの話には、さらに続きがあり、台湾人の親日翻訳家で日本薬粧研究家「チェン・スウビン」によると、彼が台湾で2012年に出版した著書「東京コスメショッピング全書」が元になり、中国で広まった可能性が高いそう。※現在は第3弾まで発刊
そのため、中国人の購入している「神薬」はトレンドとは若干の時間差があるのだとか。
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/newshounichi_150326.html
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